治療方法の相談

今週も火曜日に通院リハビリに行きました。

今回は、
CI療法、
ボツリヌス療法(BTX)、
反復経頭蓋磁気刺激療法(rTMS)等についてや、
感覚の自主トレ内容について、
入院時から担当してくれているOTのS崎さんに、
相談に乗ってもらいました。

PTはN田さん不在なのでお休み。

3階の病棟に移動し、
近日退院するM野さんや、
最近は背中が痛いらしく凹んでいるU原さんと、
脳卒中談義をしてから帰りました。
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手首を置いてタイピング

前回の続きです。

タイピング時、麻痺手も手首を置けるようになりました。

理由は二つありまして、
一つは前回の記事で書いた内容と似た話なのですが、
自分がどういう形で失敗し、
それはどういう運動能力や感覚が、どのぐらい不足しているか、
運動のタイミングや方向、角度を正しく理解しているかを、
しっかりと考え整理した点と、
もう一つは感覚を少し回復させれた点です。

回復のさせ方は、
親指と人差し指で30分、
小指で20分、
小指球で10分程、
目を瞑って布を擦っていただけですが、
今までよりも集中力を、
高く維持するよう心掛けて行いました。

「集中している」という心理状態の度合いは、
他者からは見えませんし、自身にとっても、
度合いの価値基準が状況で左右され易いので、
把握する為の比較材料を考えてみました。

1)TVを見ながら手で腕を掻いている。
2)風呂で頭を洗っている。
3)綿棒で耳掃除をしている。
4)剃刀で毛を剃っている。

私にとってこの四つは、
下に進む程触覚の集中度合いが高いです。

今回行った感覚のリハビリは、

綿棒で耳掃除をしているよりは高く、
剃刀で毛を剃っているよりは低いくらいの、
触覚の集中力を維持しよう。

と、捉える事によって、
集中力をブレずに1時間キープ出来た事が、
感覚を少しでも回復させれた要因だと思います。

今回の結果で、
今までの私のリハビリは、
集中力が足りてなかったと理解出来たので、
今後は感覚障害面も、
積極的に改善していける手ごたえを感じました。

両手タイピング

6日前にブログを始めてから、
毎日5時間前後、両手でタイピングしています。

始めた直後は、
現段階の私の感覚レベルでは適正外のリハビリだと思いましたが、
避け気味だった感覚改善のリハビリと向き合う良い機会だと思い直し、
出来るだけやってみる事にしました。

まずは筋力や関節の稼動域、共同運動等の問題点から、
考えてみました。

定番の二頭筋緊張。

無意識下での回内筋のキープ力不足。

親指が共同運動で曲がってしまう。

中指、薬指、小指の第一関節を分離して曲げれない。
(完全分離は大抵の健常者もしていません)

小指の握力と持久力。

細かい事を言えばいくらでもありますが、
主要な点はこの辺りになります。

次に感覚の問題点は、
第一関節の運動覚が悪いと言うか無いので、
第二関節と指の付け根の運動覚から、
第一関節の共同運動量を予測して、指を動かしている。

月状骨を机に設置すると、
小指球でAltキー等に触れてしまうが、
小指球に触覚と圧覚が無い為、気づけない。

この2点の問題があるので、
手首をキーボードから浮かした状態で、
昨日まではタイピングしていました。

昨日までと言うだけあって、
今日からは違うという話なのですが、
新しい打ち方でヘトヘトなので、
次回に持ち越します。

股関節の内旋筋と長腓骨筋

股関節の内旋の運動を、
椅子に座った状態で膝を90度曲げて行う形は、
難し過ぎるので今は諦める事にしたのですが、
形だけでもやっておけば促通になるかと思い、
私はあお向けになって、
股関節と膝を90度曲げ固定した状態をとり、
家族に内旋0-25度を往復させてもらいました。

動かす側の労力が大きいようなので、
股関節と膝の角度は95-100度に、
内旋運動は15-25度へ調整すると、
だいぶマシみたいです。

しばらくやってもらっていると、
脛の外側に慣れない感触が出ました。

股関節の内旋運動のはずが、
何故か長腓骨筋にも入るようです。

長腓骨筋、短腓骨筋、長趾伸筋の三つは、
内反足を治すのに必須だと思いますが、
今の私に可能な丁度良い運動が無く、
低周波治療器頼りだったので、
リハビリ手段が二つになり大変嬉しいです。

長腓骨筋運動を300回やってもらい、
長趾伸筋、長母趾伸筋に、
低周波治療器を15分行うと、
股関節の内旋が5度弱広がっていました。

エスカレーター

PTのN田さんには、
他にも質問させてもらいました。

内反足を治す為の土台作りに有効かと考え、
5.6日前から股関節の内旋筋の運動を2種類始めまして、
あお向けで下肢を真っ直ぐ伸ばして行う形は、
問題無く出来るのですが、
椅子に座った状態で膝を90度曲げて行う形は、
一切出来なくて悩んでいる事についてです。

単純明快な答えが返ってきました。

後者は難し過ぎるので、
今は前者だけやっておけば良いとの事です。

出来なさ過ぎたのでホッっとしました。

11時半にリハビリは終わって、再び病棟へ移動。

うちの家族とも親しくしている、
入院患者のおばーちゃんM野さんと30分程遊んだ後、
送迎バスで自宅近くの駅へ戻ってきました。

先週の通院リハビリで、
杖を二目盛短くしてから、
麻痺側に重心が載せ辛くなった事で、
姿勢が良くなりましたし、
杖を体の側でつくので、
移動時に必要なスペースが小さくなりました。

このスペースならマイペースに動けそうなので、
退院後初めて、
100均と、スーパーの食品売り場に寄ってきました。

エスカレーターは、
入院時の外出訓練以来二度目なので、
久しぶりな分怖かったですが、
問題無く出来ました。

その後は帰宅して、
ひたすらタイピングで昨日は終わりました。

通院リハビリ

毎週火曜日は入院していた病院で、
通院リハビリを受ける日です。

付き添いの家族がパン屋に行っている間、
いつも行きの送迎バスで一緒になる方と、
バス停で軽く立ち話しました。

発症3年半前の右片麻痺で、
入院は違う所だったそうですが、
通院リハビリを私と同じ病院に3年間通っているそうです。

病院には9時に到着し、
診察を受けた後30分程時間があります。

リハビリフロアをブラブラしていると、
看護士のN山さんとバッタリ会ったので立ち話。

入院中同室だったK友さんが今日退院だと言うので、
上のフロアの病棟に挨拶に行きました。

自主練頑張っているようだったので、
久々に間近で見ると、
立ち姿勢が随分改善されていました。

OTは外来も入院時と同じS崎さんが担当してくれているのですが、
今日はS崎さんは不在なので、
H田さんが代診してくれるようです。

今回は道具を使った感覚のリハビリが中心でした。

入院時には見たことの無い、
741147
852258
963369
と、数字の並んだ幅60cm程の布を、
左右に半分ずつ健側の手と麻痺側の手で担当し、
様々な方法で左右を比較しながら、
深部感覚を鍛えるリハビリもやりました。

胸部の重心を修正するのにも、
良いリハビリだと思いました。

OTの時間の最後にH田さんが、
70cm程先からお手玉を私の掌狙って投げるのを、
私が受け止めて握るリハビリもしました。

掌を上にしてやってたのですが、
途中から甲を上にし手首を背屈にした、
いわゆるキャッチボールの形でやってみようと、
H田さんが言うので、
「無理じゃない??」
と、思いながらもやってみると、
意外と2-3割キャッチ出来てびっくり。

PTは入院時とは変わって、
外来患者専門のN田さんに担当してもらっています。

4日程前から健側の首が痛いので、
今日は首メインで診てもらいました。

首の両側と体幹の麻痺側をほぐしてもらうと、
顔や耳の痺れも軽くなり随分楽になったので、
私でも自宅で出来る形で、教えてもらってきました。

健常者は首の筋肉を、
すごく小さい動きか、最終手段の動きに使い、
通常の動きは体幹を使うそうです。

片麻痺になると、
体幹は半分ボロボロになってしまいますが、
首の筋肉は麻痺側もしっかりし易い(私はそうでした)ので、
体幹の代償として使い過ぎてしまい、
縮んで固まってしまうそうです。

縮んでしまった首の筋肉は、
ウンウンうなずいたり、
いやいや否定したり、
チクタク頭部を振ったり、
小さい動きを繰り返すとほぐれ易いようです。

ここまで打つのに、
両手だと6時間半もかかっているので、
続きは明日に持ち越します。

重心修正と足底の感覚回復

3週間程前から重心修正のリハビリを行っています。

当初の状態は、
みぞおちの高さの重心は左(健側)に5cm程ズレていて、
麻痺側の足底の触覚は、健側を100とした場合、
左前(親指側)40、左後ろ3、右前1、右後ろ0.1でした。

最初のリハビリ内容を説明していきます。

右足から15-25cm(遠過ぎると危険)右側に壁がある場所に立ち、
左手は何か支えになる物(左側の壁や柱)を掴み、
右足の足底をしっかり床につけた状態で、
左足を右前に踏み出しクロスさせ、
右肩を壁にもたれさせてから慎重に左手を離し、
深呼吸を行い過緊張を下げます。

この形が出来たらクロスの距離を調整します。

みぞおちの高さで自分の感じる重心位置を、
右足より3-5cm右側に調整し、20-30秒姿勢を維持します。

麻痺側の足よりも外側に、
重心を移動させる経験を脳に積ませるのが狙いです。

私はこのリハビリを3回程行うと、
5cmだった重心のズレが3cmに修正されました。

次のリハビリは、
左手は何か支えになる物を掴んで立ち、
左足を前に、右足と前後に並べます。

みぞおちの高さで自分の感じる重心位置を、
右足の踵の真上になるよう上半身を調整します。

右足の踵になるべく意識を向け、
左足の踵で右足のつま先をドカドカ踏むと、
右足の踵の頂点に前後の重心が集まってきます。

前後左右の重心がみぞおちと踵の2点で揃うので、
踵の感覚が入り易いです。

次は他人に協力してもらうリハビリです。

しっかり麻痺側に体重を載せた状態で、
足の外側の側面を前後(小指から踵)に、
2-20分間踵中心に踏んでもらいます。

先に書いた2つのリハビリと合わすと、
足底の全面に感覚が入り易くなると思います。

私は3週間程続けてみて、
左前(親指側)50、左後ろ20、右前25、右後ろ15程度に、
回復してきました。

とは言っても今回書いた3つ以外にも、
様々なリハビリも同時にしていますし、
入院していた病院で、
週に一度通院リハビリをOT、PTと受けていまして、
そちらでも重心調整して頂いてますし、
相乗効果で回復しているのだと思います。

麻痺患者の重心

麻痺側は全て感覚0とした場合、
本人にとって自分と認知出来る存在は、健側だけになるので、
健側の中心(半分の半分)が自分の中心に感じます。

とは言っても、
麻痺側の異常な重さも感じますし、
頭部や体幹の感覚障害は手足ほど綺麗に真っ二つではありませんし、
首や腕の生えてる位置や股関節の構造からして、
健側の中心だけを中心として捉えると無理が生じるので、
体の位置(主に高さ)によって中心を変動させる状態が、
麻痺患者にとっての中心であり重心だと思います。

ここまでは感覚0として話ましたが、
感覚が回復してくるとさらに重心は複雑化します。

感覚はランダムに回復していきますし、
日々回復した部位に合わせて、
重心の設定を書き換える必要があります。

設定がパニック起こし易いパターンなんかもありまして、
例えば、肘の感覚は0、前腕は20、手首より先は0、
みたいな状態です。

極端な表現をしますと、
前腕が空中に浮いて存在している感覚になるので、
浮いている自分の身体を無意識に中心に引き寄せて、
ウェルニッケマン肢位と似た状態になってしまいます。

また、発症から1月半頃の私のように、
身体所有感は有っても、
位置(位置覚とは別)が大幅にズレていると、
自分の右斜め後ろ50cmほど先に肘があったりします。

このように麻痺患者の重心は、
健常者の重心とはまったく別物です。

私も今書いてるように考えがまとまってきたのは、
発症から8ヶ月強経った辺りなので遂最近です。

で、ここまでの話はどういう事が言いたかったと言いますと、
麻痺患者の設定している重心は現時点においては正しいが、
目標としている回復した状態を見越した重心が必要なのだと、
脳を説得(騙すでは無い)しきらないと、
理想の重心を身に付けようとリハビリを繰り返しても、
現時点としては正しい重心に再修正されてしまうので、
リハビリを効率良く行うには、
脳と言うよりも気持ちの説得が大事だと感じています。

と、いう事です。

Don't think. Feel!

2014年1月に脳内出血を発症し、
右片麻痺と言語障害になりました。

入院期間は、
急性期病院に2週間強、回復期病院に半年です。

現在(発症9ヶ月)の後遺症の状態は、
肩と腕はほとんどの動きが遅いながらも出来ますが、
上腕二頭筋等の緊張が高いのであまり使えません。

手指はある程度分離運動出来るのですが、
感覚が悪過ぎて実用レベルではありません。

下肢はプラスチック製の短下肢装具にT字杖、
階段は昇り1足1段、降りは後ろ向きです。

運動面はこのような状態で、
言語障害は失語症2割、構音障害は6割程度の回復状況です。

私は運動障害よりも感覚障害が重く、
リハビリの中でも苦労しているので、
ブルース・リーの有名なセリフからこのブログタイトルにしました。

ブログの内容は主にリハビリについて書く予定ですが、
入院時の事も憶えている範囲で書こうと思います。

両手でタイピングをすればリハビリになるかと思いやってみましたが、
4時間弱もかかってヘトヘトになってしまいました。
プロフィール

トリーハ

Author:トリーハ
2014年1月
脳内出血発症
右片麻痺
3級2種

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