背骨の運動覚

OTのS崎さんは、
前回から引き続いて腹斜筋、腹直筋のROM訓練と、
今回は脇腹の感覚入力も行ってくれています。

体幹の感覚入力について相談中に、
背骨の感覚入力は、
意識を向けてやった事が無かったと気づいたので、
まずは背骨の中心を感じ取れるように、
背骨の突起した骨を左右から挟んで、
上下に擦ってもらいました。

上から仙骨まで少しずつ降りてもらうと、
やはり感覚が薄い位置は、
背骨が健側に引っ張られているし、
健側の筋肉が張っているそうです。

背骨から脇腹までの距離感覚を入れたかったので、
2cm程の間隔で隙間が出来ない様左右に移動しながら、
背骨から脇腹まで強く刺激を入れてもらいました。

体幹の中でも腹部は胸部や腰部と違い、
肋骨や骨盤で距離を掴む事も出来ませんし、
麻痺側の距離が解らないと、
健側の距離も解らなくなります。

OTの時間が終わり移動していると、
体幹が操作し易くなっていて、
両足共ヒールロッカーで歩ける様になって驚きました。

病院から帰宅し夜になってから気づいたのですが、
背骨の運動覚が入った様で、
食事、洗面、家事が劇的に楽になりました。

ADLの為に色々やってきましたが、
立位なら踵、爪先(足底に2箇所以上)の圧覚、
座位なら股関節の内旋筋、
腹斜筋、腹直筋のROM訓練、
背骨の運動覚、
この辺りが影響大きいと感じました。
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回復記録

2014年1月上旬
脳内出血発症
急性期病院入院(16日間)

2014年1月下旬
リハビリテーション病院入院(180日間)

2014年2月
Brs(Brunnstrom stage)上肢II、手指I、下肢II

2014年2月中旬
KAFO作製

2014年2月下旬
下肢装具カットダウン

2014年3月
T字杖で杖歩行訓練開始

2014年6月
WING FORM AFO(*link)作製
階段昇り2足1段(健側手摺)
階段降り2足1段後ろ向き(健側手摺)

2014年7月上旬
WING FORM AFO爪先30mmカット

2014年8月
Brs上肢V、手指V、下肢IV

2014年9月
身体障害者手帳交付3級2種

2014年10月
階段昇り1足1段(健側手摺)

2014年12月
杖使用自己判断許可
階段昇り2足1段(麻痺側手摺)
階段降り2足1段前向き(健側手摺)

2015年1月
階段降り1足1段前向き(健側手摺)
階段降り2足1段前向き(麻痺側手摺)

2015年3月上旬
WING FORM AFO爪先15mmカット(合計45mm)

2015年3月中旬
WING FORM AFO爪先5mmカット(合計50mm)

2015年5月
両足ジャンプ

2015年6月
走行

2015年7月
反復横跳び

2015年9月
四つ這い用上肢装具作製

2016年1月
下肢装具屋内卒業

2016年3月
ドラム

2016年4月
手指爪切り

2016年10月
第1、2指ハンマリング

2016年11月上旬
ボトックス
リハビリテーション病院入院(30日間)

2016年12月上旬
タマラック作製

2016年12月下旬
蹲踞

2017年2月上旬
ボトックス

STEF
0/100(2014.02.09)
2/100(2014.03.17)
14/100(2014.04.19)
19/100(2014.05.30)
28/100(2014.07.13)
24/100(2014.08.12)
29/100(2014.10.14)
33/100(2015.01.27)
40/100(2015.07.28)
58/100(2015.09.29)
44/100(2015.11.24)
49/100(2016.01.12)
39/100(2016.04.26)
44/100(2016.08.09)
45/100(2016.11.01)
39/100(2016.12.06)

上肢FMA
30/66(2014.02.01)
56/66(2014.03.08)
60/66(2014.04.06)
60/66(2014.05.27)
63/66(2014.07.15)
59/66(2014.07.26)
63/66(2014.08.12)
63/66(2014.10.14)
63/66(2015.01.27)
64/66(2015.07.28)
63/66(2016.01.26)
63/66(2016.06.28)

e-typing(*link
61 D-(2015.08.01)
82 D(2016.09.21)
116 C-(2017.01.05)
121 C-(2017.05.10)
125 C(2017.05.29)

Rehabilitation 014 
im、ma(apoyando

im BPM27.5、ma BPM12.5、pi BPM25(2016.07.14
im BPM32.5、ma BPM25、pi BPM25(2016.07.20

反張膝での横歩き

私は麻痺側方向に横歩きすると、
踏み出した麻痺側の足に健側の足を寄せる際、
健側の股関節が20度内旋、膝が15度屈曲した形になります。

逆進行だと麻痺側の股関節が内転になります。

以前は健側の形がおかしい気がしても、
私は元々X脚だからだろうと流してたのですが、
横歩きを練習する内に気になってきたので、
リハビリセンターのPTの方に相談してきました。

反張膝と臀部の弛緩があるので、
麻痺側の腰が引けてしまい、
骨盤が麻痺側に旋回しているのが原因だそうです。

臀部の力が抜けない事と、
骨盤の角度キープに集中して、
踏み出した麻痺側の足に健側の足を寄せると、
健側が股関節屈曲、膝屈曲、足関節背屈した状態で、
股関節内転になりました。

可動域の差はありますが、
逆進行時の麻痺側と同形です。

原因と対策は解りましたが、
反張膝分の問題点を、
臀部の力で無理矢理カバーしているので、
反張膝をもっと治さないと、
正しい横歩きは負荷が強過ぎると感じました。

集中力が壊れると空中に浮く

脳卒中を発症してから、
集中力のレベル、持続力、疲労のコントロール力等、
だいぶ変わった気がします。

集中力の分配力も変わった気がしますし、
分配の方法論に関しては、
人生で学んできたデータが壊れたんだなと感じます。

例えば立位で感覚入力訓練をしている時、
運動覚を入れようと脇腹を伸ばし、
感じようと脇腹に集中すると、
本当に100%集中してしまって、
足底の意識が無くなり、
空中に浮いたのと同じ状態になります。

当然、空中に浮いた状態では運動覚が入る訳がありません。

集中力の分配力に関しては、
集中力では無く記憶が壊れただけかも知れませんが、
高次脳機能障害の一つなのかなと感じています。

痺れが減る時

私は痙縮や弛緩とは別に、
痺れている様な感覚が麻痺側全体に有ります。

後遺症を治したい優先順は、
痺れ>失語>構音>感覚>運動、
私の症状だと一番辛いのは痺れです。

痺れも現在は随分良くなっていて、
痺れ発生当初(脳内出血発症1ヶ月過ぎ頃)と比べると、
痺れの揺れ幅1/20、
痺れの速度15倍(速い方が楽)、
痺れの範囲3/5、
痛み1/30、
数値で表現出来そうな部分だけですが、
この様に回復しています。

この10ヶ月間OTのS崎さんと、
痺れを減らす為にあれこれやってきて、
少しずつ回復していった訳では無く、
治療が上手くいった時に階段状に回復してきました。

痺れが減る時を振り返ると共通項が有ります。

まずPTやOTの方にROM訓練をしてもらったり、
可能ならば自主トレでもストレッチをして、
可動域を十分確保する事と、
筋膜が足りないとすぐに悪い形に戻ってしまうので、
余裕のある場所から必要量(量を間違うと失敗する)移した後、
アライメントを正してもらい、
アライメントをキープし易くなる事を主目的とした位置に、筋肉を動かす。

以上の事が適切にはまると痺れが減る時が多いです。

アライメントを正した位置より末端の澱みを、
アライメントが正しい内に中枢側に流すと、
キープし易い気がします。

バスで大変だった点

昨日バスと電車のソロデビューしてきました。

バスは7、8人立っている程度に混んでいたので、
タクシーを使おうか迷いましたが、
練習だと自分に言い聞かせてバスに乗りました。

バスはソロデビューと言うか、
発症後初めて乗ったのですが、
まずは介助有りで練習すれば良かったとすぐに後悔しました。

私が大変だった点をあげてみます。

1)出入り口の段差が大きい。
2)電車よりも揺れ方が複雑で、手摺があっても立つのが難しい。
3)位置によって座れる椅子、座れない椅子がある。
4)座れたとしても立ち難い椅子がある。
5)ぶん回し歩行だと邪魔過ぎるので、横歩きが必要。
6)杖がかなり邪魔。
7)料金を払う際、財布を置くスペースや杖を立て掛け易い場所が無い。
8)降車時麻痺足の着地点に小石やゴミがあっても避けるのが難しい。

邪魔だったり、待たしてしまう点は、
諦めて気にしなければ良いとも思いますが、
後遺症が有るなりに、
改善出来そうな点は改善していこうと思います。

電車は介助有りで練習済みの駅だったので、
問題無く乗れました。

尺屈方向の運動覚

自主トレ中にふと、
健常者でも手首の尺屈方向の運動覚は、
失い易い人が多い事を思い出しました。

一応チェックしてみましたが当然の様に、
感覚障害の私はさっぱり尺屈方向の運動覚は無かったです。
(掌屈も失い易い)

両手でタイピングするとAltとかに触れてしまうのは、
麻痺手(右手)の小指球の触覚と、
前腕の回内の運動覚が鈍いのと、
手首の背屈キープ力が弱いせいだと思っていましたが、
まだまだ他にも問題がありそうです。

連日リハビリセンター

市営のリハビリセンターへ週2回通う事になりました。

木曜はPT室を使った自主トレ3時間。

金曜はPTの体操クラス45分間と、
OTクラス30分間です。

木曜のPT室を使った自主トレでは、
装具無し靴有り歩行に初挑戦。

片足だけ中敷が無いのは、
予想以上の違和感だったので、
次回は持ってこようと思いました。

PTの体操クラスでは、
仰向けで片足は上げた状態でのお尻上げがありまして、
前回強くクローが出てしまい大変だったのですが、
お尻を高く上げようと頑張り過ぎず、
踵の圧覚を失わない様集中して行えば、
クローは出ないと気付いたので、
3回目からは安心出来そうです。

肋骨の内側の筋肉

OTで腹部のストレッチを受けているとS崎さんが、
「肋骨の内側の筋肉が硬いせいだと思うんですよねぇ、、」
と、悩んでいました。

私がたまたま丁度良い手技を知っていたので、
片手ながらも一度やって見せると、
さすがS崎さんすぐに身に着け、
胃をクイクイっと健側に動かし、
肋骨の内側の筋肉を整えてくれました。
(多分、第6、第7肋骨の肋軟骨の内側)

今回調整してもらって、
腹部の緊張が強く制御が難かった骨盤の角度が、
随分制御し易くなりました。

相乗効果で大腿骨頭も制御し易くなったので、
歩行時に麻痺側に体重を載せた時の恐怖感が、
軽減されました。

何よりも、
腹部がストレッチされた感覚を経験した事で、
腰と股関節の運動覚が僅かですが改善して嬉しいです。

肩甲骨の浮き

今週の通院リハビリはPTはお休みでOTだけです。

入院中からS崎さんに、
「浮いてますね」と言われていた、
肩甲骨をはめてもらいました。

麻痺腕を背中にまわし、
健側の手首を掴んだ状態で、
肩甲骨と肩甲挙筋の接触部の、
中心に当たる位置から1cm程肩甲骨側を、
パキパキ隙間を埋める様に押してもらうと、
しっくりはまったようで、
左右差がだいぶ小さくなりました。

本来の位置に近づいた分、
棘上筋が働き易いのか、
肩の亜脱臼もマシになっています。
プロフィール

トリーハ

Author:トリーハ
2014年1月
脳内出血発症
右片麻痺
3級2種

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