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片麻痺に合わせた内容のギター練習

今年からギターで指のリハビリをする頻度が増えてきました。

私は右利きの右麻痺なので、
弾く方の手のリハビリです。

普通のギターの練習とは違う、
片麻痺に合わせた内容の練習を行っています。

今回の記事では親指を1、小指を5として書きます。

ドレミファソラシドを4回ずつ、
23、24、25、34の4種類の組み合わせで、
ドドドド(2323)、レレレレ(2323)と交互に弾いていきます。

アルアイレという空中で弦を引っ掻ける弾き方だと、
(通常フォークギターだとアルアイレしか使わない)
指先に入る刺激が弱いし、
空中での静止に高い運動能力を求められるので、
アポヤンドという弾いた先にある弦で指を止める弾き方を使います。
(ベースと似た弾き方)

アルペジオの練習もしますが、
小指でのアルアイレは健常者でも負荷が大き過ぎるので、
通常の指使いで行います。

アルペジオは母指対立筋の訓練を目的としているので、
母指とその他の各指との対立が中心で構成されているし、
一般的な指のリハビリに在るような、
負荷の高過ぎる組み合わせは存在しない、
ヴィラ=ロボスのエチュード1番を、
もの凄くゆっくり練習してます。


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ローテーターカフのバランス

リハビリセンターのOTリハで、
前腕の静止が下手なのは、
ローテーターカフ(*)のバランスが、
悪いからだと指摘されました。

棘下筋が特に弱いと言われましたが、
自分では棘下筋の弱さ以上に、
肩甲下筋の身体所有感のなさが気になりました。

ゴムで負荷を上げて、
肩を外旋させる棘下筋の筋トレを、
指示されて行っていたのですが、
意識は肩甲下筋に向けていたし、
この筋トレは肩甲下筋のストレッチにもなるようで、
肩甲下筋の感覚が入り、
棘下筋が加減を感じ易くなったので、
左右の肩甲骨を寄せる動きの可動範囲が広がりました。

棘下筋の筋トレとして行う場合は、
内旋(正面からでも構わない)から外旋に30度までを、
くり返す運動で良いと思いますが、
肩甲下筋のストレッチとして考えると、
30度では肩甲下筋内側上部しか伸びないので、
45度で肩甲下筋内側下部、
60度で肩甲下筋外側上部を目安に、
15(出来れば30)秒静止すると、
肩甲下筋全体に感覚入力し易かったです。

*棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋の4つを回旋筋腱板(Rotator cuff)と呼ぶ。

永久にくるくる回り続ける

健常者の立位は、
単純に真っ直ぐ立っている訳ではなく、
内旋、外旋が拮抗した結果、
真っ直ぐ立てています。

健常者の立位の特徴を考えてみました。

1)骨盤と股関節は内旋。
2)下肢は膝から腓腹筋外側頭の下部にかけては外旋。
3)背筋と腹筋の圧力で腹部は締まっている。
4)肩は外旋。 
5)肩甲骨は僅かに下方回旋。

健常者の立位の捩れの方向が、
麻痺患者になると真逆に捩れます。

麻痺患者に多いパターンで考えると、
まず背筋と腹筋が低緊張で、
麻痺側の寛骨が外旋していて、
左右の旋回が同じ方向になってしまい、
永久にくるくる回り続けるしかなくなるので、
股関節内転、膝伸展させ、
足も内反足させて正面を追いかけ、
肩は内旋させる事で、
回転を止めているのだと思います。

まとめると健側は、
肩、外旋、
腰、内旋、
足、外旋、
麻痺側は、
肩、内旋、
腰、外旋、
足、内旋、
となっている方が多いです。

この状態を改善するには、
まず骨盤矯正を受けてから、
寝転がって身体を出来るだけ上下に伸ばし、
健常者と同じ方向に、
捻りを修正するだけで良いと思います。

関節窩を適切な方向に向ける

今回の通院リハのOTは担当のS崎さんです。

前腕が少し回内している状態が基本になってしまい、
回内外の位置覚を完治させれないので、
前腕の細かい癒着の分離をお願いして、
まずは円回内筋から解してもらいました。

数日前に考えついた、
仰向けに寝そべって、
麻痺側の肩を70度外転、肘は140度屈曲させ、
手の甲は上に向けて、
背中の下に手首の直前まで差し込んだ姿勢で、
肩を内旋させる運動があるのですが、
自力では10度弱しか内旋させれないので、
S崎さんに肩峰を押えながら動かしてもらいました。

胸鎖関節、肩鎖関節も解してもらった影響もあると思うのですが、
骨頭が関節窩にあちこちぶつかった刺激で、
正面を中心に220度しかなかった肩の感覚が360度全て入り、
ちゃんとした球関節になりました。

PTのN田さんに、
胸椎の歪みを相談すると、
健側の肋骨の下部に指を突っ込んで、
横隔膜を押してくれて(凄く痛い)、
すぐに改善しました。

続いて麻痺側の寛骨を更に締めてもらうと(凄く痛い)、
アライメントが整って、
股関節の球関節の感覚も一気に入りました。

肩と股関節の球関節の感覚が、
連続で入って思ったのですが、
「関節窩(寛骨臼)を適切な方向に向ける」
という考えでアライメント調整しないと、
「上腕骨頭(大腿骨頭)を関節窩(寛骨臼)に合わせて動かす」
という考えでは、
アライメントが一時的に整っても、
筋肉の位置関係は異常なままなので、
元の悪い形に戻ってしまうだけだし、
感覚も入らないと思います。

劇的な速さで回復する好機

前回の続きです。

「半年過ぎると回復は止まる」
10年程前はこう言い切る人も多かったそうですが、
今時は珍しいらしく、
私も直接は聞いた事ありません。

それでも、
「半年過ぎたらゆっくりとしか回復しない」
この言葉は散々見聞きしました。

確かにどうリハビリをしても、
ゆっくりとしか回復しない人も居るでしょうし、
私も時期によって回復速度が違います。

リハビリを続けていれば、
成果がほとんど出ない日が続く時期もあれば、
数分程度のリハビリで、
劇的に回復する日が続く時期もあります。

本人が、
「ゆっくりとしか回復しない」
と決め付けている脳は、
劇的な速さで回復する好機を潰してしまい、
「ゆっくりとしか回復しない」
のだと思います。

「出来るだけ早く回復したい」
と私は常に思っていますが、
こういう風に考えていると、
焦りに繋がって、
効率が悪い事もあるかもしれないので、
好機を潰さないよう、
「ゆっくりとしか回復しない」
と決め付けさえしなければ、
好機を逃さないで済むと思います。

記憶力の個人差だけでは在り得ない差

ギターは110箇所程度の位置の音名を、
覚える必要が有ります。

音名を覚え始めた時に、
ギター初心者の人は平均1年半で覚えますが、
ギター経験者の人は平均3年かかります。

平均は経験者の人の方が遅いです。

年齢や経験に関わらず、
5分間で覚える人も少数ですが居ますし、
10年間覚えようと本人なりに努力しても、
ほとんど覚えられない方も居ます。

5分間と1年半ではとんでもない差です。

これは記憶力の個人差だけでは在り得ない差です。

時間のかかる人の理由は簡単で、
「ギターはすぐに習得出来るものではない」
という決め付けた気持ちが原因です。

リハビリでも同じ事が起きると思っています。

次回に続きます。

小指対立筋の感覚入力

小指対立筋は、
主に親指と小指を向い合わせる為の筋肉です。

肘は曲げて手首は背屈させ、
小指が掌側、薬指が甲側で交差させた状態から、
小指を健側の中指で伸展させ、
小指の中手骨の手首側の端から、
健側の親指を立てて、
中手骨の掌側を擦るようにスライドさせ、
隙間を作るように小指外転筋を押し上げて、
無理矢理突っ込んだ(気合)先に、
触れないですが小指対立筋はあるので、
まずはこの形を作ります。

形をしっかりとキープして、
前腕を回内、回外繰り返すと、
小指対立筋に刺激が入ります。

痛みを下げたい場合は、
無理矢理突っ込んだ親指を緩めると無意味なので、
手首の背屈か、
回内、回外の動きを小さくします。

念願の麻痺側でスプーン

今週はPT室開放日もOTに参加したので、
二日連続OTリハです。

リハビリセンターのOTリハは、
基本的に椅子に座って行います。

1)膝は拳2個分空ける。
2)机に近付いて座る。
3)踵を床につける。
4)骨盤を起こす。
5)体幹を崩さない。
この辺の基本が抜ける事が多いので、
ちょこちょこ注意されます。

コーヒー豆の空き缶を三つ程つなげた物を、
机の上に寝かせて、
掌を合わせた腕を缶の上に置き、
(小指球が離れないよう注意)
缶を転がしながら腕を正面に伸ばして、
(親指が曲がらない強さで行う)、
脇の下も伸びきるまで伸ばしたら、
(顎は引きながら伸ばす)
肘を内側に寄せながら、
最初の姿勢に戻す。
(頭は最後に戻す)

上腕二頭筋が短縮した状態で肘を伸ばすと、
回内が入ってしまうので、
回外させながら伸ばす意識で行っても、
かまわないそうです。

座ったまま両肘を90度曲げて前に出し、
両手の甲か手首に薄いゴムの輪を引っ掛けて、
肩を小さく外旋させるトレーニングです。

机に置いた20cm四方の台に前腕を載せて、
空の500mlペットボトルを握ったまま、
掌屈、背屈を繰り返して、
尺屈手根伸筋と橈屈手根伸筋を、
鍛えるトレーニングです。

指が力んでしまう限界手前まで、
しっかり背屈させないと無意味らしいです。

裏返して重ねたコップを、
しっかり小指まで握って移動させます。
(先週は母指、薬指、小指だけだった)

広げたタオルを、
手首が浮かないように注意しながら、
親指以外の4本を伸び縮みさせて集めます。

指を左右に広げたり縮めたりの動作の時は、
掌で寄せ集めるように行います。

最後に先週から持てるようになった、
柄の部分をスポンジで太くしたスプーンで、
お椀に入れたおはじきを移す訓練をしました。

以上がリハビリセンターのOTリハでの、
私のメニューになるみたいです。

念願の麻痺側でスプーン使用が少しは見えてきました。

回復期病院入院中にも行った訓練ではあるのですが、
当時は今よりも遥かに連合反応が強かったし、
体幹も不安定だったので、
動作を形にする事で精一杯でした。

今は意識出来る範囲が随分広がったので、
一見同じでもまったく違う訓練に感じます。

運動強度を下げる

リハビリセンターのPT室開放時間で、
股関節の外転運動を行っていると、
先週の内転に続いて、
外転もアドバイスしてもらいました。

私は股関節の内外転運動は、
麻痺側しか行っていません。

外転運動では、
健側の膝と股関節は90度程度曲げた姿勢で、
麻痺側の膝が曲がらないよう注意しながら、
股関節は伸展気味の角度に、
腿の前面で代償しない程度軽く持ち上げる。

その後平行棒の間で、
麻痺側の片足立ちの練習をしていると、
1-3秒しか連続で出来ない事を見かねて、
ボールを使った運動強度を下げる方法を、
提案してくれました。

麻痺側の片足立ちでは、
麻痺側の足と近い位置で、
体重をかけ過ぎて踏み潰さないよう注意しながら、
健側でボールを踏む。

健側の片足立ちでは、
麻痺側の足でボールを扱う訓練をします。

本来は土踏まずで扱うそうですが、
私は土踏まずは感覚がほとんど無いので、
中足骨アーチで扱います。

まずはボールを前後に転がし、
出来るようになったら、
足を伸ばして左右に転がしたりします。

腰が引けてしまわないように維持する事が、
なかなか難しいですが、
今の私の段階に明らかに良い訓練なので、
マイブームになりそうです。

頑張れる事は幸せ

足首の左右の動きが出来なくて、
立位では股関節の内外旋で代償していますが、
座位で股関節の内外旋を使うと、
上肢への影響が大き過ぎるので、
座り直したりしていました。

サッカーのパスやヒールシュートで使われる、
膝から下を外旋させて、
踵を突き出す動きを身に付ければ、
股関節の内外旋を抑えて、
足の位置を変えられると考えましたが、
どの筋肉をどう動かせばあの動作になるのか、
記憶を完全に失っているようで、
足がピクリとも動きません。

通院リハでPTのN田さんに質問してきました。

「ハムストリングの内側は緩めて外側だけを縮める」

と教えてもらったので早速やってみましたが、
想像以上に難しいので、
凄く頑張る必要がありそうです。

足首の左右の動きは、
命令自体届いていなくて、
頑張りようがない事に比べれば、
凄く頑張るだけで出来る事など容易いです。

倒れた当初は寝たきりだったし、
理解や記憶もまともに出来なかったので、
内容や量をしっかり考えて、
頑張れる事は幸せだとしみじみ思います。
プロフィール

トリーハ

Author:トリーハ
2014年1月
脳内出血発症
右片麻痺
3級2種

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