適切な訓練

痙性麻痺が強い場合、
マッサージ、
関節可動域訓練(ROM訓練)を毎日受けていても、
訓練どころか、
御手洗の為の立ち上がり動作だけで、
緊張が上がって、
痙縮が出ます。

麻痺の軽い人なら、
自力では動かずに、
マッサージ、
関節可動域訓練を受けるだけにして、
回復を待つ手もありますが、
麻痺の重い人は、
多少痙縮が出ても、
最低限の日常動作を確保しなければいけないので、
痙性麻痺に合わせた訓練を行います。

低緊張の場合は、
筋トレを毎日6時間行っても、
緊張はほとんど上がりません。

緊張が十分上がるまで、
筋トレを増やさなくてはいけません。

弛緩性麻痺の場合は、
動かせないので、
関節可動域訓練を受けたり、
健側で刺激を入れたり、
知識を付けたり、
念じるしかありません。

この様に、
麻痺の状態によって、
まったく違います。
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外返しと大腿骨頭

通院リハのPTはN田さんです。

N田さんにも、
外ヒール(外側から内側へひねるヒールホールド)と、
アンクルホールドを説明して、
外返しの可動域を広げてもらいました。

大腿骨頭の背面の詰まりを解してもらうと、
歩行が改善しました。

爪先立ち

通院リハのOTはS崎さんです。

爪先立ちで、
L3を下から押し上げるように固定してもらい、
踵を着地させて、
L3とL4の間を広げてみました。

本人が加減出来て安全だし、
強い圧をかけれるので、
良い方法です。

タイピングテスト

1年振りのe-typing(*link)です。

2015.08.01は61点のD-。

今回は82点のD。

体感は別人のように速くなっているのですが、
-が取れただけでした。

右片麻痺だと、
「-」と「Enter」の小指が大変です。

間隙

担当OTのS崎さんとあれこれ考えながら治療している、
肩甲下筋についてまとめてみます。

20160914 002_005

赤いのが肩甲下筋です。

この様に、
肩甲骨の裏側に張り付いているので、
触り難い部位です。

停止は神経さえ避ければどうとでもなるので、
省きます。

筋腹越しに起始を狙います。

QLS(Quadri lteral space、四辺形間隙、外側腋窩隙、後方四角腔)は、
腋窩神経、
後上腕回旋動脈が通過するので、
肩甲回旋動脈しか通っていない、
内側腋窩隙(上腕三頭筋・大円筋・小円筋間隙)から押します。

肩関節を屈曲させると、
腋窩神経を圧迫し難くなります。

上腕三頭筋長頭が短縮していると治療し難いので、
橈骨神経と、
上腕深動脈が通過する、
上腕三頭筋・大円筋間隙を、
軽く広げて解します。

上腕三頭筋長頭を大円筋の起始に向かって押し広げると解れます。

20160919 001_005

内側腋窩隙から、
小円筋と上腕三頭筋長頭を、
押し上げたら、
赤矢印の方向に押します。

棘下筋の中心を裏側から押すイメージです。

赤矢印の角度に可能な限り押したら、
緑矢印の方向に押します。

20160914 001_001

この姿勢がお勧めです。

寄り掛かる患者を、
治療者の母指で押し戻す様にすれば、
深く入ります。

20160914 001_002 

レイヤー便利です。

病後の構えと病前の構え

右利きなのですが、
病後は、
左利き構えでも練習しています。

20160917 001_001

20160917 001_003

基礎練習は、
5フレットに1の指(示指)を置いて行い、
この様に構えていました。

回内と、
対立の維持が苦手なので、
脇を開き、
母指にはほとんど力を入れず、
1-4指(示指-小指)の角度と荷重だけで押さえていました。

20160917 001_005

20160917 001_006 

病後初めて、
病前の構え方で、
90分練習してみました。

基礎練習は、
2フレットに示指を置き、
回内をきつくしました。

この角度だと三角筋に負荷が掛かります。

対立は3指と合わせる形を基本にしています。

こうすると、
示指が2フレットに届かないので、
MPを外転させながら、
PIP、DIPの角度を調整して、
MPを屈曲させて押さえないといけないので、
非常に良い訓練になります。

90分後、
右利き構えで弾いてみると、
右利き構えの構え方も変わっていました。

確認してみると、
今まで環指までしか出来なかった対立も、
小指まで届きました。

ストラテジーと脱感作

健側(非利き手)で絵を描き始めました。

通院リハのPTはN田さんです。

第3-5趾のクロートゥについて相談しました。

アンクルストラテジーは、
アンクルと言っても、
中足骨や足趾も使わなければいけないと説明されました。

20160916 001

骨の形だと解り難いので、
右側に白い板を置いて、
大袈裟に動かします。

20160916 002

底屈させながら内に回す(内反の方向)と、
赤矢印の方向に骨も動きます。

健常者の場合、
腓骨は、
少し下がりながら、
脛骨よりも大きく回ります。

私は、
腓腹筋外側頭の筋腹の筋硬結が、
腓骨の動きを制限しているそうなので、
解してもらいました。

背側骨間筋も解してもらい、
内返し、外返しの動きが改善しました。

クロートゥは、
背側骨間筋の甲側から触れる神経に、
慣れるまで刺激を入れまくって、
脱感作させれば、
治る場合があるそうです。

GIMPというフリーソフトで描きました。

腋窩神経と肩甲下筋

通院リハのOTはS崎さんです。

肩甲下筋、
腸肋筋、
鎖骨下筋を解してもらいました。

万歳の突っかかりが取れました。

肩甲下筋は、
腋窩神経を避けて、
小円筋と上腕三頭筋の隙間に母指を差し込み、
肩甲骨の裏側の中心に向けて押し込こんでから、
上下の角度を肩甲棘と揃えて、
胸椎に向かって水平に押すと、
治療の痛みが軽減されます。

内側足背皮神経

通院リハのPTはN田さんです。

膝蓋骨の向きと、
腸脛靭帯の停止側の外旋を治してもらいました。

長趾伸筋が前脛骨筋に押されて
浅腓骨神経が圧迫されているので、
前脛骨筋を内旋させてもらうと、
内側足背皮神経の命令が強くなりました。

下腿の内外旋の評価

通院リハのOTはS崎さんです。

リハ診で主治医のドクターKに、
下り坂を長時間歩くと、
母趾が外側に捻じれて痛いと相談すると、
X脚原因と言われたので、
X脚の治療法を考え、
S崎さんに説明しました。

サンボ(ロシアの組技競技)の膝固めの型で、
ゆっくり圧を強め、
膝関節を広げます。

回内させて膝裏に当てている腕の傾きを、
内側を高くすると内側が開き、
外側を高くすると外側が開きます。

膝関節を広げたら、
アンクルホールド(外返しの型)の固定方法で、
足を固定し、
踵の引き出し、
ヒールホールド(膝の靱帯を捩じ切る技)の圧の掛け方で、
下腿の内外旋の左右差を評価しながら、
可動域を広げます。

装具で下腿の自動回旋を止めている代償に、
膝蓋骨が外旋しているので、
膝蓋靱帯と腸脛靭帯の停止の境目が詰まり、
深腓骨神経が圧迫されているので、
膝蓋靱帯と腸脛靭帯の停止の境目を解してもらいました。

腓骨が外旋しながら落下しているので、
前脛骨筋と長趾伸筋の間で深腓骨神経が、
長趾伸筋と長腓骨筋の間の浅腓骨神経が圧迫されているので、
前脛骨筋を内旋させてもらいました。

肩甲下筋の起始まで刺激を入れてもらうと、
三角筋後部の緊張が上がりました。
プロフィール

トリーハ

Author:トリーハ
2014年1月
脳内出血発症
右片麻痺
3級2種

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